呼吸器が弱るとあらゆる症状が!
こんにちは、平野です。
呼吸器が弱ることで生命力が落ち、病気や不調に抵抗する力を失っていく‘‘‘‘‘
これが現代人の体の特徴ですが、呼吸器が直接的に症状を引き起こす場合もあります。
寒い時期に発症するはずのリウマチが夏に現れたり、夏バテのようなけだるさが秋になっても
抜けなかったりするのは、呼吸器の弱体化によって生じるものです。
体は、ひとつの部位が独立して動くものではなく、多くの部位と連動しています。
例えば、呼吸の要となる肺は、息を吸い込むと膨らみ、それに合わせて肋骨や背骨が動き、
胸郭を拡げます。しかし、肺の膨らみが制限されると、胸郭が拡がらなくなり、
この動きで使われる胸や背中の筋肉はどんどん弱っていくのです。
胸郭を拡げる筋肉が弱ると肋骨が下がり、前屈姿勢を余儀なくされます。
姿勢が乱れると、からだの奥にある筋肉や骨を動かす機会が減ってサビつき、
神経伝達の悪化などにより、他の部位にも影響し、先にあげた症状へと体を導きます。
このように、体の中に一箇所でも弱った部位が出来ると、その影響は各部位に及び、
様々な症状を起こす要因となるのです。