体はサビついて仮死状態になるのか?
病気や不調を生む根本原因とは?
この正体は、日々の生活でつくられた部分的な「サビつき」にあります。
人は生きている限り、様々な困難に直面します。
長時間労働による肉体疲労、人間関係などのストレス、体温を越すほどの異常気象も
体にとって大きな負担となっています。
こうした負荷がかかり続けると、防衛本能によって、体の一部が硬く縮んでいきます。
それがやがて体に定着し、体の中に淀みをつくるのです。
そして、放っておくと悪化し、ついには本来の機能を果たせなくなる「仮死状態」に陥ってしまいます。
硬直から仮死までを総称して「サビつき」とここでは呼ぶことにします。
サビつきが筋肉にあらわれると、血液やリンパの流れを滞らせ、
骨にあらわれると、骨の働きや動きが悪くなり、内臓に現れると、その臓器の働きを弱めます。
こうしたサビつきは、徐々に周囲の筋肉や骨、神経に影響を与え続け、
ついには仮死状態に至り、自覚症状を伴う病気や不調へと発展するのです。
健康な状態⇒硬直⇒麻痺⇒弛緩(力がはいらない)⇒部分仮死